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健全 安全 Massage for GAY

■誠の出張マッサージ《4》

  1. 2017.
  2. 03.
  3. 21
  4. (Tue)
  5. 00:00
危険な薄灯り

誠さんに施術をお願いするのは,何度目になるだろう?という『誠の出張マッサージ』(閉業)。
マッサージは相性に負うところがとても大きいと思う。
他の人がいいと言っていたので,自分も受けてみたところ「?」などということは,ままあることだし,逆に他の人がイマイチという方と合うということも充分にあり得ることだ。
そして私にとっては誠さんは合う方なのである。
もちろんパーフェクトな相性という訳ではない(あり得ない)がな。

いつもどおりメールで連絡を取るんだが,参考にするのはHPにある予約状況。
近い先の予定であれば,分かりやすく表記されているので,とても助かる。
お互いのスケジュールをすりあわせ,日時を決める。

そして当日,誠さんの到来を告げるドアベルが鳴る。
インターフォンで確認し,開扉。
「こんにちは」
「こんにちは。今日もよろしくお願いします」
挨拶を交わす我々。
いつもどおりに奥の和室に通っていただき,そこでいつもどおりにアロマライトの準備にかかる誠さん
誠さんが用意してくださったオイルの中から,好みの香りをチョイスする。

準備が整ったところで,まずはシャワーから。
じゃあ,シャワー浴びましょうか,そうですね,的な会話も,今ではすっかり省略されている──というか,阿吽。
ところが,その行為自体に慣れるかというとそうでもなく,未だに爽やか野球青年風な施術師の脱衣姿には心躍る。
私はその躍る心を胸に抱き,シャワー室で誠さんから洗体していただく。

身体を拭いた我々は,和室に戻る。
灯りが消され,部屋の明るさは,ほのかに灯るアロマランプのもののみ。
アロマの香りと薄灯り(とはいうものの,エッチな雰囲気というのにはほど遠くはある)。
誠さんから(ある程度のことは分かっているとは思うんだが)施術にあたっての問診がいくつかある。

それに答え終わったところで,マッサージが始まる。
いつものように──とはいうものの,完全に同じかというと,そういう訳でもなく,加除訂正(?)はおこなわれている(はず)。
誠さんには,すっかり身体を預けきってしまっているので,細かい手順等は(あまり)憶えておらんのだ。

さて施術を受けた季節は──冬の入口。
気温も下がりはじめ,温かいもの(たとえば人肌とか)が恋しくなるシーズン。
トイレ大丈夫ですか確認作業の一環的に,誠さんから問われる。
「寒くないですか?」
「少し寒いですね」
タオルをかけてくれたりするのかと思いきや,かかってきたのは誠さん自身だった。
寒いと答えてよかった。
誠さんからの密着。
ハグ(やや照れくさく)。

やがて施術は再開される。
横向け,あるいはうつぶせで,先に告げておいた気になるところを重点的にほぐしてくださる。
薄暗い部屋の中,私はところどころ意識を飛ばしていたかもしれん。
あまり明るくないと,時間の経過も分かりづらい。
危険な薄灯り。

誠さんのところでいつもお願いするのは180分のコース──つまり3時間。
15,000円という金額にして(この業界においては)長時間である。
だが3時間という時間の経過を速いと感じる理由のひとつには,その薄灯りが関係している部分もあると思うのだ。
もったいないような,そうでもないような。

会話を交えながら,ある意味淡々と施術は進む。
誠さんの指示のもと,いろいろな姿勢をとっていた私は,仰向けになっている。
危険な薄灯りの中,アロマに満たされた部屋に,別の香りが満ちる(気がする)。

180分コースの締めは,リフレッシュ。
薄灯りの中,繰り広げられる秘密の営み(などというほどでもないんだが)。
私は,除夜の鐘大爆発。
誠さんは,私の“煩悩”を片づけてくださる。
そしてひと息ついた私と誠さんは,シャワールームへ。
施術に使っていた部屋を出ると,目に明るさが沁みる。

タイ古式にほぐされた身体を,誠さんから洗ってもらう。
身体の中も外も,キレイさっぱり。
濡れた身体を拭った我々は部屋に戻り,誠さんは後片づけに。
それが終わったところで,私は誠さんに支払いを済ませる。
別れの辞を添えて,誠さんを玄関口で見送る。
(今回も)どうもありがとうございました。

総 括
他にもいろいろと受けてはいるんだが,犯人は現場に戻る(私にとっては)ほぼ主治医的存在である誠さん
だがしかし──そんな誠さんの施術も閉業とのこと。
がーん……。
だがだが,誠さん
どうもありがとうございました。
新しい道でも,がんばっていただきたく思います。

データ
店 名『誠の出張マッサージ』(閉業)
形 態:出張のみ
営 業:個人
時 期:2016年冬
予 約:メール
施術者:誠さん(全裸),出張
コース:タイ古式+オイル 180分 ¥15,000

関 連(過去レビュー)
誠の出張マッサージ《前編》
誠の出張マッサージ《後編》
誠の出張マッサージ《2》
誠の出張マッサージ《3》

予 告
「セクシー」
『健全 安全 Massage for GAY』の次回のレビューは,
『和 -nagomi-』(閉業)
です。
次回もお楽しみに!

あくまでも私見になります。ご了承ください。
また施術者・コース等については当時のもので,変更もあるかもしれません。

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■誠の出張マッサージ《3》

  1. 2016.
  2. 11.
  3. 01
  4. (Tue)
  5. 00:00
新技登場

“枝”ではなくて“技”

『誠の出張マッサージ』(閉業)の三度目の施術。
私がひとりの施術者から複数回の施術を受けるのは稀有。
なにが私をそうさせる?

誠さんは,研究熱心だ。
それこそ世界を股にかけ,研修を受けに出かけている。
今回は国内ではあったんだが,オステオパシーなるものを。
私のところはマッサージの知識披露レビューではないので,オステオパシーのなんたるかというような詳細説明は避けるが“西洋整体”と呼ばれるものらしい。

春でもなく,また初夏でもない日,誠さんの施術をお願いした。
やり取りはメールにて。
お互いの都合を確認し,予定の固定。
もう勝手知ったるというところ。

そして迎えた当日の予定時間ジャストに,ドアベルが鳴る。
誠さんの来訪を告げるその音に,私は玄関のドアを開く。
「こんにちは。久しぶり」
「お久しぶりです。今日はすみません」
「いえいえ。よろしくお願いします。どうぞ」
誠さんを部屋へいざなう。

タイ古式は,以前私も現地で受けたことはあるんだが,床にラグのようなものを敷いた上でおこなうのが常道。
柔らかいマットレスを使っているベッドは不向き──ということで,毎度のことながら用意したのは和室。
そこに敷き布団を用意し,上にはタオルケットを。
その他に用意するのはタオル。

誠さんは持ってきた荷物からアロマランプやエッセンシャルオイル,マッサージオイル等を取りだし,準備にかかる。
お互い呼吸は心得ているという感じ。
「まずシャワーですね」
誠さんが切りだし,お互いセルフ脱衣。
そして──バスルームへ。

ちょっとエッチな洗体。
その照れくささを隠すかの如く,ここ最近の業界動向等について討論をする我々(大袈裟)。
身体の一部,やはり反応する。
それが照れくさくないと言い切るほど,厚顔無恥ではないのだよ,私はな。

タオルドライの後,ふたりしてお尻を出した子一等賞状態で和室に向かう。
部屋は照明を落としてある。
アロマランプの小さく柔らかい黄色い灯り。
誠さんがスマートフォンで音楽を流す。

まずはタイ古式のスタート。
お互い全裸な状態なんだが,誠さんは私に,用意してあったバスタオルをかけ,施術開始。

──と,ん?
なんだかいつもと技が違う。
──というか,誠さん,初回,二回目,三回目の施術での,コアになる部分は同じなんだが,少しずつ枝葉が変わっている。
今回は,勉強したてのオステオパシーを取り入れていたり,あるいは身体を揺らすようなほぐしを入れたり,あるいはアクロヨガだったり,そんな“新技”があちこちに組みこまれている。
進化するマッサージ。
素晴らしい。

そしておそらくそれは,施術を依頼した人や,時間に合わせて加除がされているものだと思う。
ま,身体や筋肉の張りや凝りというのは,人によって違う訳だから,それに合わせて施術を変えたとしても,それはなんらおかしなことでなく,むしろ当たり前のことでもあるんだろうがな。
たとえば頭痛がする人に胃腸薬を出すというようなことがないのと同じように。

かつてはやっていたが,今はやっていないというのもある。
たとえばチネイザン。
過去レビューでは被術したことを載せたが,今はやっていないとのこと。
もっと勉強してから再挑戦したいそうだ。
勉強熱心。

今回はストレッチ的なものも取り入れられている。
それが終わったところで,オイルマッサージに入る。
少しずつ,部分的に,私の身体に,誠さんの手で,オイルが,塗られる。
なんてゆったりと流れていく時間。

ふと気づいたんだが,あまりエロな接近遭遇についての描写がない。
描写だけではなく,実際問題,ない。
ふたりとも全裸である訳なんだが,どうもエロな盛りあがりというのはないんだなあ,誠さんの場合。

──なんてことを思っていたんだが,オイルマッサージがひととおり終わった段階で,誠さんのセリフ。
「ちょっと待ってください」
そして,間。
それはオイルからローションへの転換期。

誠さんの(ヌルッとした)手が,“私”を捉える。
思わず腰が少し浮き,反応してしまう私。
誠さんとの物理的距離がぐんと縮まる。
どこかの店だけの専売特許ではない密着。
私も誠さんを捉える。
部屋の暗さが心地いい。
その心地よさの中,私は登りつめ──頂上制覇。

荒い息をなだめるように,しばらくの間,誠さんは動かないでいてくれる。
やがて私の息が治まった頃,誠さんが私の腹部をティッシュで拭う。

──と,前回レビューでは,マッサージで欲望が満たされたらエロはなくても,なんていうことを書いた先からこれである。
んー,立つ瀬がない──というか,“勃つ”瀬ばかり,というか。
インディアン嘘つかない,下半身も嘘つかない。

そして最後のシャワーを我々は浴びる。
シャワーを済ませ,部屋に戻った我々。
誠さんは,オイル等を片づける。
私はそんな誠さんに支払いを。

玄関口で,私は誠さんを見送る。
にこにこ顔で別れを告げる誠さんは,好青年。
今回も,どうもありがとうございました。

総 括
マッサージの間に交わされる誠さんとの会話というのも,なかなか楽しい。
まあ私の興味のある分野に,誠さんが明るいというのもあるとは思うんだが。
彼が勉強熱心で,ことあるごとに研修で知識を得ていることは,レビュー中にも書いた。
感心することに,誠さんは,さらにその知識を新技に昇華させる。
それも,私が彼をリピートをするひとつの理由なんだろうと思う。

データ
店 名『誠の出張マッサージ』(閉業)
形 態:出張のみ
営 業:個人
時 期:2016年春
予 約:メール
施術者:誠さん(全裸),出張
コース:タイ古式+オイル 180分 ¥15,000

関 連(過去レビュー)
誠の出張マッサージ《前編》
誠の出張マッサージ《後編》
誠の出張マッサージ《2》

予 告
次回の『健全 安全 Massage for GAY』は,以下のレビューをお届けします。
『Release』
「ドキドキ感ワクワク感」

あくまでも私見になります。ご了承ください。
また施術者・コース等については当時のもので,変更もあるかもしれません。

■誠の出張マッサージ《2》

  1. 2016.
  2. 07.
  3. 11
  4. (Mon)
  5. 00:00
はじめての出来事

複数名の人間が存在すれば,その間には関係性が生じ、人はそれをしばしば“相性”という言葉を用いて表現する。
マッサージ──ということになると,“それ”は施術者と被術者の間に存在することになり,当然のことながら,それに対しても善し悪しの判断がくだることになる。また,相性に関しても,ひとつの方面だけとは限らない。
ゲイマッサージということになると,たとえばざっくりで,マッサージ面の相性やエロの面の相性。
そのすべてにおいてOKが出なければならぬのかというと……。

初の前後編レビューの対象となった『誠の出張マッサージ』(閉業)に,再施術の依頼をかけることにした。
二度目ともなると,やり取りはスムーズである。
「いつものね!」的な。
そして予約が確定したところで,誠さんは日本を発つ。

やがて誠さんから帰国のメールを受け取り,双方で施術の確認をおこなう。
そして当日,時間に遅れることなく,客の来訪を告げるドアベルが鳴る。
開扉。
冷え込みの割に軽装の好青年登場。
「こんにちは。お久しぶりです」今日もよろしくお願いします──の他,誠さんは時候の挨拶も忘れない。

部屋は,前回と同じく和室を用意したので,誠さんにはそちらに通っていただく。
タオルやマットレスの準備という,あらかじめ私ができる準備はしておいたので,それ以外のもの(たとえばアロマやオイル)の準備を誠さんがおこなう。
その間──我々は,ほとんど途切れることなく会話をしている感じ。

そして大切なお約束事項とも言えるシャワー同伴。
脱衣する我々。
パッパッと。
裸族か,我々は?というくらい照れも抵抗もないような……。
なんだこの安心感は?

シャワータイムはややエッチ。
だが,やはり話に花が咲くという感じ。

シャワーを済ませ,身体をそれぞれ拭った全裸な我々は,部屋に戻る。
私は仰向けになり,誠さんは照明を落とす。
部屋に満ちるアロマの香りとヒーリングミュージック(だったのか?)。
仄かな灯りの中,施術が開始される。

今回もお願いしたのはタイ古式+オイルの180分──つまり3時間。
長時間なので,途中での休憩はあるんだが,その時に時計を見ると
「え,もうこんな時間?」
というほど時間の経つのが速い。
面白い──と,私は思う。
部屋のマッサージ自体は,とてもゆったりと流れているんだが,部屋の外の時間は結構なスピードで流れているのだ。

誠さんが表現するところの「二人ヨガ」なタイ古式は,そんな不思議な時間の流れの中,着々と進んでいく。
全身ひととおりに加え,私の身体のつらいところを重点的に治めてくれる。

タイ古式が終わったところでオイルマッサージである。
アーモンドオイル使用なんだが,私のアレルギーの有無については前回確認済みなので,今回は確認なし。
このオイルマッサージのセットに,希望制でチネイザンを組み込むことができる。
チネイザン──HP『誠の出張マッサージ』(閉業)に詳細は記されているが「タオ(道教)に由来する腹部へのマッサージ」のことである。
人によって合う合わないの相性はあるようなんだが,私の場合は適合するようで,誠さんからチネイザンを受けた日には,ゆっくりぐっすり眠ることができるのだ。
もっともそれは,マッサージのおかげなのか,チネイザンのおかげなのかは不詳なんだが,間違いなく言えるのは「誠さんのおかげ」ということだ。

チネイザンを施するにあたっては,誠さんはより慎重になる。
大丈夫ですか?
痛くないですか?
他の施術者の場合もそういう気遣いがない訳でもないんだが。

やはり,じっくりゆっくりまったりとチネイザンの時間は過ぎゆく。
単なる腹部マッサージというのではなく,“内臓”マッサージという感じで腹に響いてくる。
チネイザンをもって誠さんからのひととおりの施術は終わる。
いよいよリフレッシュタイムへ突入だっっ!

──というのが,王道正道お約束の道。
だがしかし。
なんと今回は──ないのだよ。
はじめての出来事。

揚羽エロ抜き。
枯渇したか揚羽!?←確認したところ,そういう訳でもない。
誠さんから拒否された,というのではなく,私が拒否したというのでもない。
残念無念ああガッカリ,ということもない。
EDという訳でもない(たぶん)。
それはおそらく。
誠さんから施術を受けたことで欲求が消えた──いや,違うな──心が満ちたという状態なのだ。
細かいニュアンスなので伝わりづらいかもしれんのだが。
今まで幾多のマッサージを受け,レビューをおこなってきたが,その中では“初”だ(ブチ切れて途中退出してきた店,約一軒は除く)。

これがいわゆる──“相性”というものなんだと思う。
マッサージの相性がよく,それだけでもう満足してしまう,充足してしまう──そんな感じなのである。
不思議なものだな。

そんなこんなで,またふたたびのシャワー。
誠さんからの洗体をしてもらう。
温かいシャワーでますますまったり。
タオルドライ後,部屋に戻る。
誠さんは片づけを,そして私は片づけを終えた誠さんに支払いをする。
辞去。
どうもありがとうございました。

総 括
我ながらビックリの展開とオチ。
ただ,ビックリはしたものの,ガッカリという訳ではないのだ。
ガッカリしないことにもビックリだったりするんだが。
相性なんだろうなあ,これも。
人間だもの。

データ
店 名『誠の出張マッサージ』(閉業)
形 態:出張のみ
営 業:個人
時 期:2016年冬
予 約:メール
施術者:誠さん(全裸),出張
コース:タイ古式+オイル 180分 ¥15,000

関 連(過去レビュー)
誠の出張マッサージ《前編》
誠の出張マッサージ《後編》

予 告
次回の『健全 安全 Massage for GAY』は,
「ムニュムニュッとやってくる」
『ゆらり庵』
──のレビューをお届けします。
また次回,お目にかかりましょう。

あくまでも私見になります。ご了承ください。
また施術者・コース等については当時のもので,変更もあるかもしれません。

■誠の出張マッサージ《後編》

  1. 2016.
  2. 03.
  3. 11
  4. (Fri)
  5. 00:00
前編のあらすじ
タイ古式に加え,こちら業界では珍しくチネイザンを施術することができるという謳いの『誠の出張マッサージ』(閉業)。
その主宰者である誠さんに,私は施術を依頼した。
某有名レビューでも採りあげられたことのある,玄関口に現れた誠さんは,とても涼しげだった。
彼とのドキドキ同伴シャワーを済ませた私は,いよいよ彼からの施術を受けようとしていた。


YAWARA!

体調等に関していくつかの質問の後,タイ古式の施術が始まる訳なんだが,それは下肢からスタートする。
私は脚を伸ばした状態だったり,ヤの字の状態だったり,横向きだったりで,誠さんから圧をかけられる。
確かにこれは多彩な技。
文字による表現は難しい。
誠さんのHPによるとタイ古式は「二人ヨガ」と呼ばれるんだそうだ。
マッサージな部分と,ストレッチな部分の融合。
ひとつの箇所に割かれる時間はとても長い。
ゆっくりと,じっくりと,まったりと。

画像というのは,一瞬しか捉えられていないので,タイ古式の画像というのはとてもアクロバティックに見えたりもするんだが,実際には私の身体の可動域に誠さんが配慮してくださるので,激しさは感じない。
一生懸命,誠さんが施術してくれているのに,こんなにゆったりとしていて構わないんだろうか,と後ろめたい想いもしたりして。
私の身体とタイ古式との相性というのは,思いの外いいのかもしれん。
おかげで,部位によっては誠さん(      )からも圧をかけられるんだが,まったりしすぎてエロな気持ちがまったくせんのだな。
いいんだか,悪いんだか。

やがて施術は私のB面に移り,私にとって最もダメージの大きい背中の施術になる。
あらかじめ誠さんには背中の張りの話をしていたので,特に念入りに施術してくれている。
ほぐされていく感がたまらない。
B面の施術でも,とてもゆったり感。
ふたりの全裸男性が身体を絡ませあっている割に,やはりエロさはさほど感じない。

誠さんは,施術中,とても気を配ってくださる。
寒くないですか?
痛くないですか?
トイレは大丈夫ですか?
誠さんの施術のスピードも原因のひとつなんだろうが,そういう気配りも私のゆったり感に繋がっているのかもしれん。
話の端々からも,いい人感が漂ってくる。

A・B面が終了し,いよいよチネイザンである。
誠さんのHPにも載っているんだが,チネイザンというのは,道教に由来する腹部へのマッサージで,漢字は“気内臓”と充てる。
下腹にオイルが塗られ,誠さんの指先がグイグイ攻めてくる。
誠さん曰く「リフレクソロジーではなく,直接やっています」と。
ああ,なるほどね。

足裏からの反射(リフレクス)を利用して内臓に働きかけるのが,俗に言うリフレクソロジー──足裏マッサージのことである。
このチネイザンでは,そうではなく内臓を直接ぐいぐい刺激をする──ということを,誠さんは言っておられるのだ。
健康診断とかでエコーを受けたことがある方は,あれを想像していただくと分かりやすい。
エコーはプローブから超音波が,チネイザンは誠さんの手から気が,送られる(はず)。

人間の内臓というのは,すべてが表皮に近いところにある訳ではない。
重層して,身体の下の方にあったり,背中に近いところにあったりもするんだな。
だから誠さんがチネイザンに要している力というのは結構なものになるのではないだろうか。
人によっては,痛みを感じることにもなるかもしれない。
もっとも,誠さん「痛くないですか?」と気配りをしてきてくれるし,力のコントロールも当然してくれてはいる。

私は基本的には被術時にはあまり話すことはないんだが,不思議と誠さんとは多弁になった。
彼の海外での研修の話とか,いろいろ。
背中や肩こりには,ストレッチポールがいいようですよ──とか。
乗せられやすい私の部屋には,なぜかストレッチポールが今日現在増えていたりする。

だが,そのうちふたりとも口数が減ってくる。
誠さんとの密着度も増えてくる。
誠さんの持つ体温で,ますますまったりする私。

チネイザン終了──からの寝技タイム。
誠さんの妙技に身体をほぐされた私のナニに,誠さんがさらに技をかけてくる。
私も負けずに誠さん(      )に手を伸ばし,技をかけてみる。
世界柔道大会!

抑え込み技!
絞め技!
ぶつかり,絡まりあう技と技!──みたいな。
やがて私は,誠さんの絞め技に落とされ「一本!」
誠さんは,私の息が治まるのを待っていてくれて,その後のケア。

乱取りが終わり,洗体ふたたび──ということで,シャワールームへ揃って足を運ぶ。
スタート時と同じく,誠さんとの同伴シャワー。
それもまた照れくさかったり。
私は意外とシャイなのである。
シャワールームでも,誠さんからいろいろ教えてもらう。
話を聞いていると,誠さんの人脈というのは,ナニゲに広そう。

シャワーを済ませた我々は,身体を拭った後,部屋に戻る。
片づけを済ませた誠さんに支払いを済ませる。
「どうもありがとうございました」

別れを告げ,辞去した誠さんから,後刻お礼のメールが届く。
いやいや,お礼を言うのは私の方だというのに。
どうもありがとうございました。

総 括
初の前後編はいかがだっただろう?
力が入りすぎて長編になってしまったが故の分割掲載と相成ってしまったことは,この場をお借りして陳謝申しあげる。
それほどまでに海外等でマッサージの研修を受けたりされている勉強熱心な誠さんの施術は,とても私に合っていたようで,リラックスの極みを得てしまった。
日本では滅多に施術可能な方にはお目にかかれないチネイザンができるというのも,誠さんの特長のひとつ。
ちなみに被術日の晩,私は熟睡で,翌朝めざましが鳴るまで気づかずにいた。

データ
店 名『誠の出張マッサージ』(閉業)
形 態:出張のみ
営 業:個人
時 期:2015年秋
予 約:メール
施術者:誠さん(全裸),出張
コース:タイ古式+オイル 180分 ¥15,000

予 告
次回『健全 安全 Massage for GAY』は,『愛按 AI AN』「なんてアットホームな」をお届けします。
どうぞお楽しみに。

あくまでも私見になります。ご了承ください。
また施術者・コース等については当時のもので,変更もあるかもしれません。

■誠の出張マッサージ《前編》

  1. 2016.
  2. 03.
  3. 01
  4. (Tue)
  5. 00:00
みなさん,こん○○は,揚羽です。
こういう登場の仕方は久し振りで,新年以来です。
今回もいつもと同じくレビューをアップするんですが,今回は『健全 安全 Massage for GAY』始まって以来の長編になります。
よって,初の前後編でのお届けです。
レビューは『誠の出張マッサージ』(閉業)。
どうぞ,ご堪能なさいませ。


YAWARA!

昼間はタイ古式マッサージ店と整体院でバイト中という誠さんは,HPによると169/59/29で,九州出身素朴系,と。
はっきりとした表情は捉えていないが,プロフィールに載せてある画像は,とても涼しげで優しげで好み(っぽい)。
“涼しげな顔”というのは,揚羽ポイントが高いのだ。

そんな『誠の出張マッサージ』(閉業)は,『東京・ゲイマッサージ体験』で,オーサーのMasaさんが(確か)最も褒めておられたところ。
私も『ウィッシュ・リスト』に載せたことはなかったが,実はブックマークをしていた店のひとつなのである。

基本はタイ古式。
あとはそれにオイルをプラスするか否か。
オイルをプラスすると,その時間枠内であれば,希望でチネイザンの被術も可能という仕組み。
チネイザンというのは,以前も採りあげたことはあるんだが,腹部のマッサージ。
私のお気に入り。

誠さんのところでは,2015年11月にコース設定が見直され,180分15,000円(23区内は交通費込み)というのが新設された。
悪くない。
いや,むしろ,いい。
単純計算でのコストパフォーマンスは高い。

そのコース新設を機に,潮が満ちたか──という感じで,HPに載っているアドレスに宛てて,空き状況を尋いてみる。
返信はその日のうちにあり,希望日OKとのこと。
以降のやり取りも対応はよく,それほど待たされるということはない。
もっともそれは,誠さんの業務の都合次第ということになるんだろうが,一事が万事ということもある。
経験値からすると,メール等の対応がよければ,施術等が大きく外れるということは,確率的には少ない。

気になる事項についても尋いてみた。
私も気になる,みんなも気になる,それはなにかというと(私が勝手に作った)ゲイマッサージの三大原則「シャワー同伴,全裸施術,リフレッシュ」である。
誠さんからの回答は,いずれもOK。
ますますお願いしたい気持ちが高まるぞ,これは。

準備品として,誠さんから依頼があったのは,大きめのバスタオルを1〜2枚程度。
そして,ベッドでも対応可能だが,布団やマットで床での施術の方が,タイ古式のいろいろな技をおこなうことができる──んだそうだ。
いろいろな“技”
まさか“背負い投げ”とか“大外刈り”とかではないだろうな。
“寝技”なら大歓迎なんだが。
“上四方固め”とか──な。

誠さんの到着日を,指折り数えて待つ。
そしていよいよ当日。
最寄り駅に着いたところで誠さんからメールが届く。
そしてほぼ予約時間ちょうどのチャイムの音が,誠さんの到着を告げる。

開けゴマで誠さん登場。
「こんにちは」
「よろしくお願いします」
やられた!という感じ。
涼しげで優しげで好み(っぽい)
masaさんのレビューでも書かれていたと思うんだが,確かに好青年。

誠さんには部屋に通っていただくんだが,今回はいろいろな技をおこなってもらうために用意した布団上での施術。
他の方々でお願いする,ベッドのある洋室とは違って,和室に通っていただく。
(部屋を用意してくれて)「ありがとうございます」と,誠さん
いやいや,とんでもない。
誠さんは荷物を置き,そこからグッズ等を取りだす。
アロマとか,オイルとか。

それがひととおり済んだところで──じゃあ「シャワー浴びましょうか?」
「はい」
こういう時には,私は従順。
部屋でボクサーブリーフ一枚になった我々は,脱衣所へ向かい,そこで最後の一枚も脱ぎ去る。
私はさりげない視線を,誠さん(     )に注ぐ。
注ぎすぎたかも。
まあ,なににせよ──我々は一糸まとわぬ姿になっていた訳だ。

シャワールームで改めて拝んだ誠さんは中肉中背。
マッチョとかぽっちゃりとか,そういうカテゴリには収まらない自然な感じ。
体型に対しての表現ではないかもしれんのだが,やはり涼しげ。

シャワーのカランをひねり,湯を身体に受ける。
ボディソープが誠さんの手によって私に塗られ,洗体開始である。
これがまた妙に照れくさい。
泡を流してもらい,少しエッチな洗体タイムは終わる。
タオルドライの後,和室ふたたび。

私はいつもの具合でB面からだろうと踏んで,敷き布団の上にうつぶせになろうとすると,
「あ,仰向けからです」
と。
珍しいなと仰向けになる。
照明が落とされた薄暗い部屋に,アロマの香りとヒーリングミュージックが満ちる。
仄かな灯りに照らされた誠さんから,タオルをかけられる。
施術に入る前に,体調やケガ等について何点かの質問がされる。
事故やケガはありませんか?
血圧は高くないですか?
状況によっては施術が障る可能性があるらしい。

そうした質問の後,タイ古式の施術が始まる訳なんだが,それは下肢からスタートする。

《後編》に続く。

データ
店 名『誠の出張マッサージ』(閉業)
形 態:出張のみ
営 業:個人
時 期:2015年秋
予 約:メール
施術者:誠さん(全裸),出張
コース:タイ古式+オイル 180分 ¥15,000

予 告
次回『健全 安全 Massage for GAY』は,『誠の出張マッサージ』(閉業)の《後編》をお届けします。
いよいよ,誠さんからのタイ古式の施術が始まり,繰りだされる寝技の数々。
果たして揚羽はその時……!?
どうぞ,ご期待ください。

あくまでも私見になります。ご了承ください。
また施術者・コース等については当時のもので,変更もあるかもしれません。

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プロフィール

揚羽

Author: 揚羽
 
東京在住です。
マッサージの体験を中心に,いろいろとアップしていこうと思っています。
マッサージに関する情報等あれば,コメント欄よりお寄せいただければ嬉しいです。

ただし,コメント欄での不適切な発言等については予告なく削除させていただきますので,ご了承ください。

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