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健全 安全 Massage for GAY

■誠の出張マッサージ《3》

  1. 2016.
  2. 11.
  3. 01
  4. (Tue)
  5. 00:00
新技登場

“枝”ではなくて“技”

『誠の出張マッサージ』(閉業)の三度目の施術。
私がひとりの施術者から複数回の施術を受けるのは稀有。
なにが私をそうさせる?

誠さんは,研究熱心だ。
それこそ世界を股にかけ,研修を受けに出かけている。
今回は国内ではあったんだが,オステオパシーなるものを。
私のところはマッサージの知識披露レビューではないので,オステオパシーのなんたるかというような詳細説明は避けるが“西洋整体”と呼ばれるものらしい。

春でもなく,また初夏でもない日,誠さんの施術をお願いした。
やり取りはメールにて。
お互いの都合を確認し,予定の固定。
もう勝手知ったるというところ。

そして迎えた当日の予定時間ジャストに,ドアベルが鳴る。
誠さんの来訪を告げるその音に,私は玄関のドアを開く。
「こんにちは。久しぶり」
「お久しぶりです。今日はすみません」
「いえいえ。よろしくお願いします。どうぞ」
誠さんを部屋へいざなう。

タイ古式は,以前私も現地で受けたことはあるんだが,床にラグのようなものを敷いた上でおこなうのが常道。
柔らかいマットレスを使っているベッドは不向き──ということで,毎度のことながら用意したのは和室。
そこに敷き布団を用意し,上にはタオルケットを。
その他に用意するのはタオル。

誠さんは持ってきた荷物からアロマランプやエッセンシャルオイル,マッサージオイル等を取りだし,準備にかかる。
お互い呼吸は心得ているという感じ。
「まずシャワーですね」
誠さんが切りだし,お互いセルフ脱衣。
そして──バスルームへ。

ちょっとエッチな洗体。
その照れくささを隠すかの如く,ここ最近の業界動向等について討論をする我々(大袈裟)。
身体の一部,やはり反応する。
それが照れくさくないと言い切るほど,厚顔無恥ではないのだよ,私はな。

タオルドライの後,ふたりしてお尻を出した子一等賞状態で和室に向かう。
部屋は照明を落としてある。
アロマランプの小さく柔らかい黄色い灯り。
誠さんがスマートフォンで音楽を流す。

まずはタイ古式のスタート。
お互い全裸な状態なんだが,誠さんは私に,用意してあったバスタオルをかけ,施術開始。

──と,ん?
なんだかいつもと技が違う。
──というか,誠さん,初回,二回目,三回目の施術での,コアになる部分は同じなんだが,少しずつ枝葉が変わっている。
今回は,勉強したてのオステオパシーを取り入れていたり,あるいは身体を揺らすようなほぐしを入れたり,あるいはアクロヨガだったり,そんな“新技”があちこちに組みこまれている。
進化するマッサージ。
素晴らしい。

そしておそらくそれは,施術を依頼した人や,時間に合わせて加除がされているものだと思う。
ま,身体や筋肉の張りや凝りというのは,人によって違う訳だから,それに合わせて施術を変えたとしても,それはなんらおかしなことでなく,むしろ当たり前のことでもあるんだろうがな。
たとえば頭痛がする人に胃腸薬を出すというようなことがないのと同じように。

かつてはやっていたが,今はやっていないというのもある。
たとえばチネイザン。
過去レビューでは被術したことを載せたが,今はやっていないとのこと。
もっと勉強してから再挑戦したいそうだ。
勉強熱心。

今回はストレッチ的なものも取り入れられている。
それが終わったところで,オイルマッサージに入る。
少しずつ,部分的に,私の身体に,誠さんの手で,オイルが,塗られる。
なんてゆったりと流れていく時間。

ふと気づいたんだが,あまりエロな接近遭遇についての描写がない。
描写だけではなく,実際問題,ない。
ふたりとも全裸である訳なんだが,どうもエロな盛りあがりというのはないんだなあ,誠さんの場合。

──なんてことを思っていたんだが,オイルマッサージがひととおり終わった段階で,誠さんのセリフ。
「ちょっと待ってください」
そして,間。
それはオイルからローションへの転換期。

誠さんの(ヌルッとした)手が,“私”を捉える。
思わず腰が少し浮き,反応してしまう私。
誠さんとの物理的距離がぐんと縮まる。
どこかの店だけの専売特許ではない密着。
私も誠さんを捉える。
部屋の暗さが心地いい。
その心地よさの中,私は登りつめ──頂上制覇。

荒い息をなだめるように,しばらくの間,誠さんは動かないでいてくれる。
やがて私の息が治まった頃,誠さんが私の腹部をティッシュで拭う。

──と,前回レビューでは,マッサージで欲望が満たされたらエロはなくても,なんていうことを書いた先からこれである。
んー,立つ瀬がない──というか,“勃つ”瀬ばかり,というか。
インディアン嘘つかない,下半身も嘘つかない。

そして最後のシャワーを我々は浴びる。
シャワーを済ませ,部屋に戻った我々。
誠さんは,オイル等を片づける。
私はそんな誠さんに支払いを。

玄関口で,私は誠さんを見送る。
にこにこ顔で別れを告げる誠さんは,好青年。
今回も,どうもありがとうございました。

総 括
マッサージの間に交わされる誠さんとの会話というのも,なかなか楽しい。
まあ私の興味のある分野に,誠さんが明るいというのもあるとは思うんだが。
彼が勉強熱心で,ことあるごとに研修で知識を得ていることは,レビュー中にも書いた。
感心することに,誠さんは,さらにその知識を新技に昇華させる。
それも,私が彼をリピートをするひとつの理由なんだろうと思う。

データ
店 名『誠の出張マッサージ』(閉業)
形 態:出張のみ
営 業:個人
時 期:2016年春
予 約:メール
施術者:誠さん(全裸),出張
コース:タイ古式+オイル 180分 ¥15,000

関 連(過去レビュー)
誠の出張マッサージ《前編》
誠の出張マッサージ《後編》
誠の出張マッサージ《2》

予 告
次回の『健全 安全 Massage for GAY』は,以下のレビューをお届けします。
『Release』
「ドキドキ感ワクワク感」

あくまでも私見になります。ご了承ください。
また施術者・コース等については当時のもので,変更もあるかもしれません。

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COMMENT

人選びませんこの人

一度お願いしましたが
なんだかイヤイヤやられてる感じがして
もう2度とお願いしたくありません

Re:

> ごさん

こんにちは。
コメントをありがとうございます。

誠さんが他の方に対して,どういう対応をしておられるのかが分からないので,選んでいるのかどうかについては,私の方ではなんとも……。

逆に,ごさんのオススメの施術者の方とかを教えていただけると嬉しいです(^^)。
ここはいい!とか,リピートしているところがある!とか。
どうも最近,似たようなところが多いと思いません?
そういう情報があると,私もとても助かります(^^)。

また遊びに来てくださいね。
お待ちしています(^^)。

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プロフィール

揚羽

Author: 揚羽
 
東京在住です。
マッサージの体験を中心に,いろいろとアップしていこうと思っています。
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